2010年12月11日土曜日

本日の数字

理系女子として着実な歩みを進めるムスメ、データとりが好きらしい。
去年の新型インフルエンザ騒動の時、毎朝体温を測っていくのを飽きずに忘れずに続けてみたり。(ま、これはおちかの理系度の高さを物語るとも言える)
両親の計るだけダイエットを目の当たりにして、うらやましくなって、自分も毎晩風呂に入る前に計量→グラフ化をして(そして変動しながらも着実に体重が増えていくのを確認して)みたり。
おちか母にもらった万歩計を、思い出したらつけてみたり。

今日も昼過ぎに部屋に落ちてた(そこのところは問題があるけど)万歩計をつけて、おちかが買い物だの何だのに外出するのにつきあい、家の中でもちょこまかと遊んで、風呂に入る前に確認。そして、両親に報告。

ムスメ;「じゃーん。今日のすうは・・・」
だんな;「?ぽすう?」
ムスメ;(だんなの怪訝な顔は気にも留めずに)「えーと。お母ちゃん、いくつ?」
おちか;(薄々気づきつつ、笑いをこらえつつ)「4400歩。」
ムスメ;「わーい。すごいー?」(と、風呂場に半スキップで)
だんな;(わかったらしい。)「・・・『まんぽけい』だからか。」

いやー。日本語って、深いっすねー。


2010年11月9日火曜日

Orange Moon

やっぱ、成長するとマチガイ方がおもしろい。

最近日の暮れるのが早くなって、帰りが5時になるともう暗い。

昨日。生協で晩ご飯の買い物した帰り。ムスメがお空に見つけたもの。
ムスメ;「あ、お母ちゃん。お月さま。」
おちか;「ほんとだ。あんなに細いの、よくみつけたねー。」
ムスメ;「あれ、みかづき?」
おちか;「んー、いや、随分細いな。まだみかづきじゃないと思う。」

そして今日。
おちか;「あ、ほら、お月さまあったよ。昨日よりちょっと太くなったでしょ。今日が三日月くらいかな。」
ムスメ;「ほんとだー。でも、あんまりミカンっぽくないね。」
おちか;「みかん?」
ムスメ;「だって、みかんづきって。おミカンみたいなのでしょ。」

あはは。

みかづき、は、3日+月、で、新月から3日目なので三日月という、と解説はした。

その後のムスメの発言に感心。

ムスメ;「ふーん。で、昨日より、ちょっと上にきてる。」

すげぇ。昨日とほぼ同じ時刻に見てるから、いいとこに目を付けている。
理系女子、確実に再生産されてるけど、おちかはそういう観察眼は持ち合わせてなかったなぁ。
ちなみに、この記事書くに当たって確認したら、今日の月齢2.9だった。三日月。

名作だろうに

NHKを結構見る我が家。
でもドラマはあんまり見ない。大河ドラマも見てないなぁ。今年は、佐幕派なおちかが興味ないから、というのも大きいけど。

予告編があるので、何をやってるかとか、ざっくり知ってるけど。
てなわけで、再放送も割と多いNHKさんのこと、再放送で見ようか、と思うことも多い。

先日も、「第2部放送にむけて、昨年放送した第1部を一挙放送!」という予告を見た。
やっぱり役者がいい人そろってるから、きっといいんだろうなぁ。
原作も司馬遼太郎だし。

だんな;「あー、これねぇ。きっとおもしろいんだろうなぁ。」
おちか;「んー。でも明治はニガテ。」
だんな;「えーと、なんて言ったっけ。坂の上の・・・」
おちか;「あ、ドラマの名前?」
だんな;「うん。・・(思いついたのが間違ってるのはわかって、既に苦笑)・・ポニョじゃなくて。
おちか;「ぽにょ?」
だんな;(画面に題字)「・・・・あ、そうそう、雲。雲。」

後日。告白。
だんな;「マジで崖だと思ってなくて。」
おちか;「ポニョの方?」
だんな;(うなだれつつうなずく)「うん。『坂の上のポニョ』だと思ってた。

で、どうでもいいけど、おちか、明治はほんとに苦手。
ていうか、いいの。佐幕派だから。戊辰までで。

2010年10月25日月曜日

同音異義語

ニュースで流れる、日本の政局。

どうも気になるので、だんなに問うてみる。

おちか;「『かんせいけん』て聞くとさ、biopsyみたいな気がせん?」
だんな;「いや、どっちかっていうと、飛行機の。」
おちか;「ひこうき?」
だんな;「このエリアの飛行機はウチが引き受けます、的な権利かな、と」(と、手を伸ばしてぐっと掴みとる)

・・・管制権、とおっしゃりたい。あるいは管制圏か。

ま、いずれにせよ。影薄いっすよ、首相。

2010年10月21日木曜日

真実のメロン

前回の、「季節の果物の謎」は、先生に質問したら解決しました。
正解は、メロン。

と、いうことは。
この夏にいきなりキュウリスティックが好きになったことで象徴されるように、ウリ系方向のストライクゾーンは広がったんだな、ムスメよ。

で、柿は、取り残されている。

実は「季節の果物」問題の日の翌日はお弁当で、ムスメの希望により、二段式の弁当箱を「上段;おにぎり(+茹でブロッコリ)、下段;おかず」という、本来の使用法で二段弁当として持って行った。これまでは、多すぎるとよろしくないということで、「上段;ご飯/おにぎり+おかず、下段;フルーツ」だった。
*ちなみに、ムスメの幼稚園、お弁当のときはフルーツを持たせてください、ということになっている
以前二段式じゃない弁当箱で行ってた時に使ってた、ちいさいタッパーウェアにフルーツを入れて、全部をランチボックスに入れるとぎゅうぎゅうなんだけど。

で、この日、前日の謎がまだ解けてない状況で、柿を美味しく食べられるようになったのかも、という期待をこめてフルーツの入れ物には、柿とリンゴをそれぞれ一口大に切って、柿4割リンゴ6割くらいの割合で入れておいた。
お弁当も多くなったし、連絡帳(「お帳面」と呼ぶ)に、「もしかすると多すぎるかも」と書いておいた。すると、昨日の謎の回答とともに先生が
「お弁当はいいペースで完食でしたが、やはりフルーツのところで満腹になったかスローダウンでした」
とお返事。

真相は、まぁお腹いっぱいだったのもあるだろうけど、苦手な柿でスローダウンしたという要因が大きいんだろうな、と。

てなわけで、我が家の柿の消費量はまだ当分増えそうにない。リンゴだよ、やっぱ。リンゴ。

2010年10月19日火曜日

地味目のメロン

何度か書いたネタのような気がするけど。
ムスメの食べ物の好き嫌いは、多分に食感による。あと、刺激の強さ。

食感部門;びろーん、どろーん、にゅるん、うにゃー。ダメ。なので、のびるお餅もオクラや納豆も、柔らかすぎるタマネギ(この「柔らかすぎる」はかなり適応範囲が広い)も嫌い。
とろみのついた汁ものは嫌だったけど、カレーに引きずられて少しずつ克服中。
ざらざら、も嫌。なので梨は嫌い。スイカも「おつきあい程度」。
刺激部門;炭酸飲料は、イタいから飲まない。辛いものは、辛くてお口がイタいから食べない。酸っぱいものも苦手。熱いものは、冷めるまで待つ。

わりと果物は好きだけど、「甘すぎる」という理由付けで嫌がるものがある。代表格がメロン。まぁこいつは熟しすぎると「お喉が痛い」のでそっちかも知れないけど。どうもスイカも合わせて、ウリ系が苦手なのかも。
そして柿。うむ。確かに甘い。甘すぎる。酸味のかけらもない。下手すると食感部門でも引っかかる。

ところで、ムスメの幼稚園の給食は、かなり季節感を取り入れたメニューで、我が家の大人2人は献立表を眺めてうらやましがることしきり。
昨日のメニューは「鮭のムニエル、ころころ野菜(温野菜のマヨ和え。ちなみにマヨ嫌いなムスメは若干ブルー)、ご飯、季節の果物」。
さて、この「季節の果物」がくせ者。
この季節、果物と言えば?
ぶどうと言う選択肢もあるけど、ぶどうはもっと早い時期に結構出た。
と、くれば、梨か柿ですねぇ。これはムスメ的にはヤバい。ので、おちかは「敢えて事前には触れない」戦略。敢えて嫌がらせる必要もあるまい。

お迎えの時、ムスメに質問。
おちか;「今日の給食のフルーツ、なんやった?」
ムスメ;「柿。とーっても甘くて、私、好きになっちゃったかも。」
おちか;「ほほう。そりゃめでたい。」
そして、これは晩ご飯の時の話題にもなる。
おちか;「父ちゃん、きょう、幼稚園の給食のフルーツ、柿やってんて。美味しかったって。」
だんな;(ちなみに柿は大好き)「お♪そりゃ良かった。」
おちか;(ちなみに柿はどーでもいい)「2人とも好きやと、買う機会増えるかもね」
ムスメ;(どうもちょっと不安らしい)「柿・・・じゃなかったかも。オレンジ色だったし。」
おちか;「でも、この時期、オレンジ色は柿でしょ。」
ムスメ;「あ。メロンかも。オレンジ色だったから。柿って言うのはマチガイだったよ。メロン、メロン。甘かったし。」
両親;「えー?間違うかー?その二つー。ていうか、メロンがオッケーやっていうこと?」

・・・謎。先生に真実を確かめるとしよう。

ムスメの弁護のために言っとくと、彼女がまだメロンを食べてた頃、テキサスで買ってたのはcantaloupeと表示されて売ってた、オレンジ色の果肉のが多かった。おんなじくらいの値段だと、つい日本でもよくあるhoneydew(ハネジュー)よりもオレンジ色のを買っちゃうのは、貧乏性。

に、してもなぁ。

そんなムスメの好きな食感は「ぱりっ、しゃりっ、こりっ」。
野菜だとにんじんスティックとか、キュウリスティックとか。果物はリンゴ。
あと、好きな味のバランスは、果物ならばberry類。イチゴ、ブルーベリー、ラズベリー・・
ムスメ;「ブドウも好き。」
あ、同じ分類なのね。
ムスメ;「みかんは、缶詰のがいい。」
酸っぱい危険性はないからね。
ムスメ;「きのこは、チョコレートのがいい。」
・・・はいはい。

2010年10月9日土曜日

敬意を表す

ムスメ、「ゴチになります」好き。何たって美味しそうなのがいい。

毎週「ぐるナイ」「ケンミンshow」は録画しておいて、週末に見る。リアルタイムだと寝るのが遅くなったりするから。
土曜日の午前、朝ご飯を食べた後でノンビリ見ることが多い。
そして、今日、ふと疑問に思ったことが1つ。

ムスメ:「お母ちゃん、『だいご』ってなぁに?」
おちか:「だいご?」
ムスメ:「うん。何か、値段の最後に言うの。」
おちか:「(わかった。ちょっとゆっくり解説せねば)あ、『だいごさん』ね。」
ムスメ:「(嬉)あ、それそれ」
おちか:「ごさん、って、計算マチガイっていうこと。だい、は大きい、だから」
ムスメ:「・・・ふん、うんうん。」
おちか:「だから、『めっちゃ計算間違ってるやーん!』ていうこと。」
と、このやり取りを聞いていてだんなもポイントがわかったらしい。
だんな:「だからさ、切るところが、『だいご+さん』なんじゃなくて、『だい+ごさん』なの。」
ムスメ:(スッキリ)「そうかぁー。」

ということで、幻のダイゴくん、さん付けで呼ばれてたのはちょっぴりマチガイでした。

2010年10月7日木曜日

買いました。

先日、買いました。おちかの自転車。

近所の商店街にいい自転車屋があるっぽいとわかったので、いっぺん話聞きに行くべ、とふらっと訪れて、店員の兄ちゃんと話すこと30分。
だいたい心が決まったところで一旦帰宅。
数日後に行って、付属品とか選んで。
更に数日後、まず自転車だけとりに行き、その次の週に取り寄せを頼んでいたヘルメットも届いたので、とりに行って。
(その間、自転車乗りな友人達とのメール交換が頻繁になされたことは言わずもがな)

自転車;GiosのPulminoというやつ。Pulminoの意味はミニバスらしい。
ヘルメット;オージーケーカブト(すごい会社名)のMAXITYというやつ。
をゲット。

自転車は、プルミノなので最初おちかは「ぷるちゃん」と呼んでいたけど、ムスメがいい名前を付けてくれました。

命名 Gino(ジーノ)くん。

ちなみに自分の自転車は「じてんしゃちゃん」。シンプル。

2010年10月1日金曜日

利休への挑戦状

だんな、和菓子好き。
地元の虎朱印もなかを始め、モチ系、あん系、干菓子と何でもござれ。特に最近小豆のおいしさに目覚め、出張先でのお土産選びにも熱が入る。

ムスメ、以前は水ようかんLOVEだったけど、どうやら最近あんこは食傷気味らしい。
でも抹茶が好き。
「抹茶オレ」も「抹茶アイス」も「抹茶キャラメル」も好きだけど、単純に、お薄好き。

てなわけで、先日北陸方面へ旅行して買って来たお菓子を楽しむところに端を発して、ただいま我が家は空前の抹茶ブームに沸いている。

おちかは、おちか母(娘時代にひととおりお茶のお稽古をした)からざっくり教えてもらって、ナンチャッテながらも一応お薄を点てるくらいのことはできる。
で、見てるとやりたくなるのが人情ってもんで、だんなもムスメもトライ。

だんな、ケーキ作りの泡立て器のくせが出るのか、手の大きさが災いするのか、考えすぎるのか、最初はどうも泡が細かく立たなくて首をひねっていた。随分上達したけどね。
意外と上手なムスメ。茶筅を動かすスピードはあまりないけど、何だかきれいな泡を立てる。
今日、父ちゃんが帰宅する前に母子で「食後のお抹茶」していて、ムスメが極意を語る。

ムスメ;(そこそこ慣れた手つきで茶を点てつつ)「どうかな?」
おちか;「んー、上手。お手手じょうずに動くねー(感心)」
ムスメ;「あのね、『なんでやねん』て何回も早くするの

・・・そう・・かぁ。

草葉の陰から利休が出てきて「何でやねん」・・・とは、しないと信じたい。

2010年9月28日火曜日

まだだった

以前、ムスメが歌う賛美歌らしきものがてんで何だかわからず、降参状態、とpostしましたが。
幼稚園でお昼ご飯の時に歌っているものだと、その後先生からのお便りでわかりました。こんな歌詞。
「おつゆや ごはん
 ひごとに たもう
 おめぐみふかき
 てんのかみさま」
ふむ。なるほど。

で、今日。朝、登園時にお弁当/給食の時には「お歌を歌って、ご用意して、お祈りして・・・」という手順を説明してくれていたムスメが、この歌も歌ってくれた。

ムスメ;「おつゆや ごはん
     ひととに たもう
     おめぐみ ふたり
     てんのかみさま」

・・・「日ごとに→ひととに」くらいの言い間違いはこの際目をつぶろう。
おめぐみ「ふたり」ってのは、教義に対する重大な挑戦じゃないかね、ムスメよ。

結論。文字を介さない伝承は厳しい。

2010年9月27日月曜日

きおくりょく

ムスメ。自分の見たいテレビ番組がない時に、テレビをつけっぱなしにしないように、両親は指導しているつもり。でも、やっぱり両親が見ているものは一緒に見ているので、結構テレビ視聴時間は長いかも。

大好きなプリキュアの、次の番組は「題名のない音楽会」。時々見る。
お父ちゃんがはまった「名曲探偵アマデウス」。結構見る。

旅先で両親とともに見ていた「クイズ タイムショック」。ジャンルは音楽。作曲家の顔写真が出てきて、名前を答える問題。
ベートーベン、バッハ、ときて、その
おちかが、うーん、見たことあるぞ、えーと、ショパ・・・と答えかけたその時。

ムスメ;「シューベルト!」

父ちゃん、驚愕。
母ちゃん、愕然。

すげぇ。覚えてる。顔を。

ていうか、おちかの弱点、クラシック音楽。メロディと曲名が全く結びついてないのは自覚してたけど、作曲家の知識もやっぱり脳に定着しないのであったか。

2010年9月13日月曜日

似た者

台風9号の影響が懸念された先週。
ニュース/天気予報でよく聞いたのが
「今後の台風の進路にご注意下さい」
というフレーズ。
何度も聞いてるうちに、なんか反応せにゃならんような気がしてきた。

おちか;「『ご注意』って言われても、サッカーみたいに『密着マーク!』ってぴったりディフェンスするわけにいかへんやんなぁ。」
だんな;「・・・・・どっちかというとバスケのマンツーマン(ディフェンス)を想像してたけど」

・・・なんや。2人とも考えることはほとんど一緒やったのね。

そんなおばかな両親の会話を知ってか知らずか、ムスメは熱心に天気図に見入っている。そういえば、赤ん坊の時から雨量レーダーの画像好きだねぇ。

2010年9月5日日曜日

アタマの体操

ムスメと「仲間はずれ探しゲーム」をやってみた。
3つの中から仲間はずれを見つける。正解を1つ見つけるというよりは、どうグループ分けするか、という考え方を探してみる遊び。

おちか;「ピザ、カルボナーラ、お母ちゃん。」
ムスメ;「…カルボナーラ。」
おちか;「そのココロは?」
ムスメ;「カルボナーラは、食べたい。」
 解説。ムスメは溶けたチーズが嫌いなのでピザは食べない。お母ちゃんとピザを「好きじゃない」に分類されたのか、と思うと、ちょっと悲しいけど、単純に積極的に食べたいものを1つ選んだだけ、らしい。

おちか;「にわとり、うし、ライオン。」
ムスメ;「にわとり。」
おちか;「お母ちゃんはライオンだと思うなぁ。」
ムスメ;「なんで?」
おちか;「トリさんと牛さんのお肉は生協で売ってるけど、ライオンさんのお肉は売ってないから。」
ムスメ;「だって、にわとりは鳥で、卵から生まれるでしょ。」
おちか;「(・・・理系や。)うん。その考え方は、すごくいいと思う。」
ムスメの大親友(ムスメは「弟」だという)の、ぬいぐるみのまーくんは違う意見があるらしい。 つまり、「に・わ・と・り」と「ラ・イ・オ・ン」は4文字の仲間、「う・し」は2文字だから答えはうし。

夜、帰宅した父ちゃんに同じ問題を出してみた。答えは、
だんな;「ライオン。人間がふつう食べないのはライオンだけ。」
・・・食いしん坊夫婦。
ムスメの答えを伝えると、恥じ入っておりました。
だんな;「あぁー(泣)ブログネタだー」
自覚、あるらしい。

2010年9月4日土曜日

第一歩

ムスメが、サンタさんから自転車をもらったのが去年のクリスマス。18インチ、補助輪つき。

近所の公園への行き帰りとかに補助輪付きで楽しく乗っていたけど、さすがに年長組ともなるとお友達が軽快に補助輪なしで乗っているのを目にする機会も増え、ちょっと刺激されたらしい。

サンタさんが自転車を仕入れた、近所のホームセンターの自転車コーナーに行って補助輪を取っ払ってもらい、スタンドをつけてもらったのが夏休み直前。ペダルを外して、バランス練習をやったものの、やっぱりあんまり上手に行かなくて微妙に凹み、夏休みの間は酷暑も手伝って練習は中断。

で、今週水曜日、父ちゃん出張なので母子家庭。レトルトカレー温めてお気楽に晩ご飯を済ませる気だったので、夕方に「自転車の練習したい」と言い出したムスメに気軽につきあう。
と、単純に体力がついてバランス感覚も養われたのか、前にやった時より格段に安定感が増している。本人もめちゃやる気。
いやー、通行量があんまり多くない(控えめ発言)駅前ロータリーってありがたいねぇ。
翌日も、日本脳炎の追加接種を済ませた後、夕方にちょこっと練習。更に上達。
そして昨日、体操教室が夕方に終わった後、またもや練習。ついに、ペダルを漕いで補助輪なしでの単独走行に成功。もう、大盛り上がりさ。
父ちゃんにもケータイで撮影した動画を見てもらい、鼻高々のムスメ。
今朝は朝食もそこそこに父ちゃんと母ちゃんがつきあって「曲がっちゃう♡」に成功。

そうだよ、ムスメよ。ツール・ド・フランス中継でみた「自転車の、レースの人」たちも、みんなそこから始まったんだよ。

そんなムスメの夢は、「お母ちゃんも自転車買って、一緒にサイクル(=サイクリング)行く」こと。早く補助輪なしで乗れるようにならないと、自分が大人になっちゃってからだと、その時にはお母ちゃんはおばあちゃんになっちゃってるから、サイクリング行かれないと危機感を覚えたらしい。泣かせるねぇ。
すーっと乗れると自転車って風が涼しい、と気づいて嬉しいらしい。

ちなみに、「補助輪なし」のことを、何というか。
おちか;「コマなし」(大阪プロパー)
ムスメ;「タマなし」(京都プロパー)

・・・ケンミンSHOWネタだと思う。

ETA; 父ちゃんは、単純に「補助輪なし」と言ってたと思う、そうな。ていうか、どう言ってたかもう覚えてないって。

2010年7月19日月曜日

緊張の糸

ムスメの幼稚園、年長組さんは1学期の終業式の日の夜、幼稚園のホール(講堂と呼びたいおちか)にみんなでお泊まり。いわゆる「お泊まり保育」。

楽しみで楽しみでウキウキの子もいれば、何だかとってもブルーになってしまう子もいる。ムスメは後者。両親と離れて1人でどこか(例えば祖父母の家とか)にお泊まりしたことナシ。ていうより、生まれてからこの方、生後8ヶ月で一時帰国したときを除いては一夜たりとも離れて寝たことのない親友と離れる方が不安。
son's/grandson's
・・このカレですが。

5月の家庭訪問のときから、この件についてはおちかも担任の先生に相談したし、先生もムスメと個別にお話をして下さって、結論としては、「カバンの中にずっと入っていてもらう、寝る部屋には持って行かない、お友達には見せない」お約束で同行させてよし、ということに。
その辺で気分が楽になったのか、自分で自分を勇気づける意味も込めて
ムスメ;「なんか、楽しみかもー♪」
と口走れるようになったのが2日前くらい。

と、いうことで、当日、カバンの底に密航して同行。出発直前に梅雨の終わりの豪雨が降り出して空模様をにらんでいたので少し遅刻気味だったり、雨がまた降り出すのをケアしながらだったりするので
ムスメ;「・・・ちょっとドキドキしてきたかも」
おちか;「はいはい、傘さして、行くよ行くよ」
などとあしらいながら、集合時間に10分遅れで到着。
先生もおちかも「なぁに、『ようちえんたんけん』とか『朝食買い出し』とか盛りだくさんの企画で疲れるし、お友達も一緒だから大丈夫さ」と割合のんびりと構えていたりして。

先生(年長組の担任だけでなく、みーんな泊まり込み&寝ずの番)は大変だけど、その分、親はちょっと上等のイタリアン行ったり、ムスメに蹴っ飛ばされることもなく熟睡したり。
翌日朝9時半のお迎えには、罪悪感を隠すようにちょっと早めに到着。

先生;「今年は、寂しくて泣いちゃう子は1人もいませんでしたね♪ 『ようちえんたんけん』で暗いところを通るのがコワくて泣けてきた子はいましたけど。『もう一晩おとまりするから。』って宣言する子もいたし(苦笑)」
と、雨には振り回されたものの順調に進行した行事終わりの安堵感。

しかし、おちかが密かに恐れていた通り、顔を見るなり
ムスメ;「(涙目)・・ひとりで寝られた(はらはらと落涙)」→号泣

よくがんばりました、と、この涙目の顔を写メにして父ちゃんに送ると、
だんな;「よく頑張りました、とお伝え下さい。ご褒美にドエルのケーキ買って帰ろうかな♪」

・・・どんだけ甘党、もとい、甘い親なん?。

そして、結局カバンの底でぺったんこになりっぱなしだったカレ↑とのその後の関係は?
・・・変わりません。家で遊ぶときは連れ回し&放置の繰り返し、夜寝るときはしっかり抱きしめたり蹴っ飛ばしたり。
それが6歳児ってやつかね。

2010年7月13日火曜日

参院選総括

ムスメは去年の政権交代が印象的だったりしたせいか、結構選挙関係の報道に敏感。
今回の一押しは?

ムスメ;「『みんなの党』。」

ほほーう。命名センスを疑うなぁ、と思ってたけど、幼稚園児にはウケたか。
夜の選挙速報で議席を獲得してないのを心配してたけど、月曜の朝に起きてきて、NHKの朝のニュースを見て、
ムスメ;「あ、『みんなの党』が増えてるー。やったー。」
とか言うとった。

しかし、開票してないのに当選確実とは解せん。

ちなみに、今回、おちかとだんなは生まれて初めて、かの有名な「出口調査」を経験。うふふ。
実際にやってるところを始めて見て、投票所(中学校)の門で
おちか;「うわー。これって、あれ?」
だんな;「ほんとにやってるんだー(興奮状態)」
調査員;「(にっこり)はい、出口調査です。待ってますんで。」
・・・と、ちょっと恥ずかしい光景を展開してしまったのはご愛嬌。
投票を済ませて、調査員のところに意気揚々と戻り、調査票を受け取り、記入しながら
だんな;「えっと・・・選挙区、投票したの誰だっけ」
おちか;「え?去年の選挙でどの党に入れたか?もう覚えてへんぞー」
・・・と、揮発性メモリーなのもバレてしまった。
とっても人当たりのいいお兄さんと笑顔の柔らかなお姉さんの2人組だった。記入してる間、軽く会話。2つある門のそれぞれで違うテレビ局がやってたらしい。
調査員;「あと一枚で終わりなんスよ(調査票を指す)」
と言ってたから、時間とかで切るんじゃなくて、何人分か集まったらそこの投票所の調査は終わり、恐らく他の投票所に回って一日中やるんだろうなぁ。

ともあれ、選挙は家族の娯楽イベントと化しているのでした。

2010年7月12日月曜日

言葉遊び

母子で通園途中にやる言葉遊びその1。
一部を取り替えて、おもしろく(子ども目線で。あくまでも子ども目線で)する。
例えば、ピタゴラスイッチ→いたずらスイッチ とか。全体のリズムは変えない。
・・・往々にして、
おちか;「それは日本語じゃないし。ていうか、何語でもないし。」
で終わる。

言葉遊びその2。
探しことば。ある言葉の中の文字列から、違う言葉になっているものをさがす。子ども雑誌のなぞなぞコーナーとかによくあるやつ。
例えば、
ムスメ;「『レイゾウコ』の中には、動物さんが隠れているよ。次の中から探してね。」
おちか;「『れいぞうこ』ね。」
ムスメ;「1、ぞう。2。きりん。3。らいおん。さぁ、どーれ?(得意げ)」
おちか;「(必ず正解が最初にくるんだよなぁ)・・いちばん。」
ムスメ;「(にっこり)せいかーい♡」

まぁ、平和である。

先日。この2つが驚きのコラボを遂げた。

おちか;「ピタゴラスイッチ♪」
ムスメ;「ぽかぽかスイッチ♪」
おちか;「ぴかぴかスイッチ♪」
ムスメ;「・・・ぴけぽらすいっち♪」
おちか;「『ぴけぽらすいっち』? それ何ぃ?(苦笑)」
ムスメ;「(お目目がキラリ)あのね、お母ちゃん。『ぴけぽらすいっち』の中には、サッカー選手が隠れているよー。それはだぁれ?」
おちか;「・・サッカー選手?(それって・・・バルサの・・・)」
ムスメ;「1、ピケ。2、メッシ。(3人目がちょっと思いつかない)・・・3、ビジャ! さぁ、誰かなー?」
おちか;「(絶句しそうになるのをこらえて)・・・・・・ぴけ。」
ムスメ;「せいかーい!!!」

このマニアックな5歳・・いや、6歳児を如何せん。

2010年6月22日火曜日

ジャーナリスト魂の萌芽

Father's Day present bag 2010

こないだの土曜日は参観日で、にこにこ(デレデレ)しただんなが持って帰ってきたのがこれ。カバンになっていて、お父ちゃんの似顔が貼り絵で作ってある。
で、ムスメの「がんばったポイント」は

ムスメ;「髪の毛。」
だんな;「・・・(苦笑)寝癖ついてるんだって。」
おちか;(無声爆笑)

で、今朝。起きたら結構派手に左サイドに寝癖がついていた。一昨日の晩、ついイタリアが引き分けるところを見届けてしまって寝不足気味だったので、昨夜は昏睡してたから、そのせいかも。
お弁当作るので寝癖直しは後回しにして、その後起きてきたムスメに、つい

おちか;「お母ちゃんの髪の毛見てー。寝癖ついたのー(`o`;)」

と嘆いてみせたのが間違いだった。

ムスメ。にやーっと笑う。

ムスメ;「描ーいちゃおう♡」
おちか;「やーめーてーくーれー」

懇願する母をキッチンに残し、描いたのがこれ。
Mom's hair when she wake up

うわあ。

で、その後、にこにこで
Mom and Dad

ムスメ;「♪おとーちゃんとおかーちゃん」
おちか;「うわぁ(泣)」
ムスメ;「♪めっぐっせー ♪めっぐっせー」
おちか;「ね・ぐ・せ。 ちゃんと言えてないのに描くなー(怒)」

まったくもう。油断も隙も有りゃーせん。

2010年6月1日火曜日

ぐっさり胸に

風呂に入ろう、と脱衣所で。だらしない母の腹に注目するムスメ。

ムスメ;「・・・『おなかのしぼう』?」
おちか;「うん。(心から)何とかせんといかんねぇ。」
ムスメ;「なんで?」
おちか;「ポヨヨンお腹の中にはアブラがいっぱい入ってて、お腹さんが上手に動かへんから病気になっちゃうかも知れんの。」
ムスメ;「えぇー?(めっちゃ心配そう)・・・・あ、TVでやってた、何か、お薬飲むといいかも。」
おちか;「おくすり?」
ムスメ;「うん。えーと・・『しょくじ、うんどう、・・』何だったっけ?・・!!あ、『しょくじ、うんどう、ないすたいる』かな?」

nice+style? 無いスタイル?

おちか;「それって、『運動、食事とナイシトール』やと思うよ。」
ムスメ;「そうそう。それ飲んだら大丈夫ちゃう?」
おちか;「うーん・・・やっぱりお薬飲むより、食べ過ぎないようにしていっぱい歩くことにするよ。」

何よりもこたえるのは、この提案が正鵠を得ていること。・・・真面目に服用検討しようかなぁ?(気弱)

2010年5月29日土曜日

げほげほ

ちょいと不順な天候が続くこの春。花粉だの黄砂だのも飛ぶし、鼻やらノドやら壊滅状態。

ムスメは基本的に鼻水垂らしておしまい、なんだけど、あまりにも鼻がかゆくてゴシゴシやって流血を見たり、たまにはノドまで炎症が及んだりもする。そんなある日。

おちか;(ムスメが咳してる)「・・・げほげほ?」
ムスメ;「うん。ちょっと風邪声になっちゃった。」
おちか;「風邪声?」
ムスメ;「あのね、咳が、ごほごほって来て、ノドに溜まるの。そうして、声が風邪声になるの。」

ふむ。何か大人の理解とは微妙にズレとるけど、そういうもんかも。鼻声、ではなく喉が痛くてかすれ気味と言いたかったのか。

2010年5月28日金曜日

キエフくん

ムスメ。読みを覚えた漢字がぽつぽつと増えてきて、嬉しいらしい。

今朝見ていた、辻井伸行さんのアメリカ公演のニュース(というより、それに密着したNHKの番組の宣伝)。彼はなんと展覧会の絵を全曲やるとか。曲のイメージの元になった絵を目で見られないけれど、お母さんの説明を聞いたりして、心でつかんだものをピアノで表現するんです・・・とはいえ、最後の曲に手こずって、というレポート。

画面に紹介された曲名は・・・
ムスメ;「キエフの大すきな円?」
両親;「惜しいっ!!」

その後、おちかが書いた「門」の字を、自分でも書く練習して、しっかり「キエフの大きな門」と書いた。向上心は見上げたもんだ。

2010年5月20日木曜日

はじめちょろちょろ

うちのムスメもさすがに年長組ともなると、「おじゃまたくし」的な間違いは少なくなってしまって、いささか残念。

しかし、語彙が増えたために「こう言ってるに違いない」という思い込みが耳を裏切るようになってきた。

こないだも、「にほんごであそぼ」を見ながら小声で歌ってたなーと思ったら、番組終了後も1人で繰り返す。

ムスメ;「はじめちょろちょろ〜♪」
おちか;(お、日本の伝統。うむうむ。)
ムスメ;「なーか ・・・ かっか。」

間をとって考えたあげく、というところがなんともはや。
確かに熱くなると「カッカとする」わけで、なんか「瓶ごとハチミツ」的な。

2010年4月18日日曜日

ゲゲゲの左手

「つばさ」の途中から始まった、ムスメのNHK朝ドラ生活。3作目に突入。
「ゲゲゲの女房」主人公の茂さん(いや、副主人公か?主人公は奥さんだから。ともあれ、茂さん=水木しげる。)は、戦争で左手を失っていて、おそでがプラプラしてるシーンがあったり、右手だけで漫画を描いているシーンがあったり。

で、今日、生協でこいのぼりの塗り絵をもらったムスメ。きれいに仕上げて持って行って、お店に飾ってもらえるかも♡と色鉛筆で念入りに塗り塗り塗り。
紙を押さえていた左手を机(代わりの踏み台)の下におろしていて、ふ、と、思いついたらしい。
ムスメ;「あのね、茂さんのまねしてみる」
おちか;「?・・あぁ、右手だけでやってみる、っていうことね」
ムスメ;「(片手だけ、を叱られなくてホッとしてにっこり)あ、せっかくだから」
・・と、袖から腕を抜いて、左手はシャツの中へイン。

リアリズム追求派である。

ちなみに、疲れてすぐ止めた。塗り絵そのものにも疲れたので、休憩してテレビ(笑点)見てから再開して、ご飯中断を経て再開して、と何度かに分けて完成。この「1つの作品に継続して集中力を注ぐ」のがスゴいと思う。


2010年4月17日土曜日

理詰めのゲン担ぎ

だんな。ゴルフ歴3年(ぐらい?)。
アメリカで始めて、このご時世なのでインターネットで色々調べたりして研究して(その辺はさすがに上手)、やっぱり随分上達している。らしい。
最近では、コースに出てもボールをなくすことが少なくなってきた。

だんな;「最近気がついたことがあってさ」
おちか;「何?」
だんな;「ボール選ぶ時に、前は何となくキレイな方が縁起いいかなとか思って、そういうのを選んでたんだけど。」
おちか;「うんうん。それが人情ってもんやね。」
だんな;「・・・でも、ようく考えたら、傷がついてるボールの方が、それだけ使っててもなくなってないってことだから、縁起いいやん、って。」
おちか;「ふむ。・・・って、どっちにしても単なる縁起担ぎ?」

ま、ゴルファーの心理ってやつね。

2010年4月13日火曜日

語感?

ムスメ、何だかカッパが好き。

1.カード会社のコマーシャル。
お笑い番組が好きなんだけど、リアルタイムで見るとコマーシャルが鬱陶しいし・・と録画してみることが多い我が家。でも、ムスメが一緒に見ていると、カッパ&たぬきが出るカード会社のコマーシャルはskipしないで見せてよ、とせがまれる。止めて見るほどでもないやん、と思う両親の圧政に耐えるムスメ。

2.林家木久扇師匠。
繰り返しますがお笑い番組好き。で、笑点大好きなムスメ。大喜利を毎週欠かさず見る5歳児がいる日本の将来は明るい・・だろうか。
だんな;「一番好きなの誰?」
ムスメ;「黄色い人。」
ときっぱり言うように、彼のカッパの芸を見てから、林家木久扇師匠が一番のお気に入り。

3.自分でも。
最近のムスメの努力ポイントは、「歯磨き粉を飲み込まない」こと。歯磨きはゆっくり構えて居間でやることが多い両親の影響で、テレビを見たりしながらタラタラと居間でやっていると、口の中に溜まったのを捨てに洗面所へ走るのがたびたび。なので、はなから洗面所で歯磨きしなされ、とおちかの監視つきで洗面所にいたムスメ。
時間が遅めになっていたので若干イラッとしながら付き添っていたおちかが、うむうむ、頑張っておるぞよ、エラいぞムスメよ、と気持ちをふっと緩めた瞬間。歯ブラシを見つめて、何だか神妙な顔で、
ムスメ;「・・・へのかっぱ。」
おちか爆笑。何や、その一発ギャグは。

やっぱり「カッパ」という響きがいいのかなぁ。

ちなみに、おちかがどっぷり浸かって育った、ディープな大阪弁ではカッパのことは「がたろ」と言います。

2010年4月11日日曜日

Iron Girl

花見がてら、長浜あたりへ行こうか、と京都駅で2・3番線(JR琵琶湖線/湖西線)ホームへ。

ムスメ;「わたしは0番ホームがいいなぁ(不満気)」
だんな;「何で?」
ムスメ;「だって、いい列車がいっぱい出るから」
だんな;(俄然嬉しそうに)「そーだよ、そうだよねぇ。お父ちゃんもそう思うよ♪」

あー、0番線は北陸線。そりゃサンダーバードだの何だの、来ますけどさ。

乗りテツ父子。

ちなみに、長浜からの帰りは近江塩津から湖西まわりで「琵琶湖一周・新快速の旅」でした。

2010年3月29日月曜日

当たり年

築10年になる、我が家のマンション。自治会の理事は回り持ちで、否応なく回って来る。とうとう、ウチにも今年来た。
理事の任期は2年。毎年半分くらい入れ替わるようになっていて、「全員何もわからんで右往左往」という事態は避けられるようになっている、のは賢い。
で、新旧引き継ぎの理事会に出かけただんな、あみだくじで副理事長を引き当てた。こっちの任期も2年。留任の人が役に当たったら理事としての任期の終わりまで1年でいいけど、新任で役に当たると、同じく理事としての任期の終わりまで、2年ばっちりやるらしい。

当た〜り〜。

ムスメの幼稚園も早いもので、4月から年長組。
で、おちか、保護者会の役員を引き受けることになった。と、いうか、主任の先生から依頼の電話がかかってきて、断る理由が見つからなかった。と、いうか、なんか断る雰囲気に持って行かせない、先生、すご腕ですなぁ。
4人の役員で、正/副会長、会計、書記を分担。まだ役割は決まってないけど、お願いだから私にパンプス履かせて私立幼稚園の連合会の代表者会議とか行かせないで。靴擦れが。

ともあれ、当た〜り〜。

あとはムスメがページェントで大役を引き当てたら、一家そろって大当たり年だなぁ。

2010年3月17日水曜日

あちょー

NHK教育テレビの「シャキーン・ザ・ナイト」をムスメと一緒にぼんやり見ていたら、どうやら「同じ映像でもBGMを変えると違って見える」みたいなのをやっていたらしい。(ぼんやりしていたので、そうと認識してみていたわけではない)

タンチョウの舞いに「求婚」とタイトルがついて、何やら優しげな音楽。題は画面の下に出てたけど覚えられなかった。ほら、ぼんやり見てただけだから。
その次は、(おそらく)同じ映像(何せぼんやりしてたので自信はない)に「決闘」とタイトルがついて、音楽はアレですよ、アレ。ブルース・リーのアレ
画面の下に出ていた題を、ムスメが読む。
ムスメ;「・・燃えたよドラゴン。」
いや、報告してもらわなくていいから。

もうすぐ年長組。大丈夫か。

2010年3月16日火曜日

夫婦だからこそ

ムスメは子供用のハミガキ。気を許すと妙に減りが早いので、おちかの厳重な監視下に置かれている。

だんなとおちかが使うハミガキは、長持ちする。歯医者さんのご指導で、丁寧に歯を洗う(「磨かないんですよ。洗うんですよ。汚れを、落とすんです。ピカピカにすることに意味はないですから」by 歯医者さん)ことを心がけているので、ハミガキを使いすぎると泡だらけになってやりにくいことこの上なし。

で、そんなハミガキが、かなり残り少なくなっていた先日。おちかが就寝前のハミガキをしようと洗面所に立つと、新しいチューブが出ている。
おちか;「ハミガキ、出した?」
だんな;「うん。」
おちか;「・・・なんで私、いま、『勝った』って思ってるんやろう?」
だんな;「・・・ ・・・ 何か、腹立つなぁ(苦虫)」

何というか、「もうないわ」と諦めるのって、悔しいやん。しのぎ切ったぞ、という勝利感。結構いつもおちかが新しいチューブを出すので。

2010年3月13日土曜日

別れが辛い

おちか実家(大阪・堀江)から歩いて15分ほどの所にあった、編み物友達(英語な人々)と会うのに使ってたニットカフェが先週(3/7)閉店になり、閉店前日に最後に集まろうということに。
で、ムスメも一緒に行こうね、と言っていたので、集まる前の日の晩、寝る前に「明日はお店にバイバイしようね」と話していると、ムスメが号泣しだした。お店がなくなってしまう、というのが悲しくて悲しくて。
(関係ないけど、このとき、直前に読みきかせていた絵本が英語だった関係で、つい英語で話してた。ムスメはまだ泣ける程度の英語力を一応キープしておるのだなぁと感心。)

当日は疲れ気味だったのもあって、店ではいつものように楽しくお絵描きもしてたけど、結局かなりの時間の昼寝をしたり。階下の材料の店がバーゲンになってたので、髪飾りにするためのキラキラボタンを買ったりもしたので、いざ帰るときは結構あっさりルンルンしたもんだったんだけど。

そして、今週。今日は幼稚園の卒園式。今週はずっと卒園児も在園児も、式の練習が続いていたんだけど、木曜の練習のとき、ムスメがいきなり号泣したそうな。
先生も、卒園児すら泣いてないのにまさか在園児が、ということで、どこか具合でも悪くなったのかと心配して下さったようだけど、訊いてみれば
ムスメ;「バラさん(年長組はバラ組)が最後だと思うと寂しくなっちゃった」
だそうで。隣に座っていた、三人姉妹の長女なお友達が「よしよし」と慰めてくれて大丈夫になったんだとか。
人騒がせこの上ない。
けど、何か、いろいろと感じるところがあるんだろうなぁ。

本番の今日は、先週買った材料で作ったキラキラ髪ゴムをつけて、無事泣かずにお祝いの言葉をみんなで言って、お歌もうたって、「お兄さまお姉さま」(歌詞にはそう歌われている(吹))をお送りできたそうな。

まぁ、その、いろいろと先に考えちまう性格なのね。
だんな;「そういう性分って・・・」
おちか;「苦労するよねぇ・・・・」
と、苦笑いで心配する両親。

2010年2月19日金曜日

生演奏

諸般の事情で、だんなのピアノ(なんかこんな感じのの古いモデル。結婚した時、貯金をはたいて買った)はムスメの部屋に置いてある。

高校くらいまでピアノを習っていて、ずっと趣味で弾いているだんな。ムスメがピアノを弾けるようになるといいなぁとは思っているけど、そしてボチボチと教えてはいるけど、まあ本人の自主性に任せようとしている。
ただ、できるだけピアノに馴染むように、機会があればCDをかけたり、弾いてきかせたり。

ムスメも、お父ちゃんがピアノを弾いてくれるのは嬉しいし、大好き。町なかで音楽が聞こえてきた時、「これ、お父ちゃんが弾いてくれはるのん。」とにっこりするのを見ると、やっぱりいいねぇ、と思う。
そのムスメ。寝る時に何か音がないと寂しいのでCDをかけるんだけど、ほぼ毎晩、
ムスメ;「あのね、お父ちゃん。ピアノ弾けるんだったら弾いてちょうだい。」
とおねだりする。『弾けるんだったら』と言うのは、お父ちゃんが晩ご飯が遅くてお腹いっぱいだったり、お風呂に入りたかったり、風邪ひきさんだったり、という事情もあるかも、ということへの気遣い。

おちか;「寝る時にピアノの生演奏聞きながらって、お嬢様やなぁ。」
だんな;「普通はないと思うよ。・・だって、住宅事情で部屋にピアノが押し込まれてるお嬢様なんてあんまりいないし(苦笑)」
・・という会話の間にも、ムスメが期待して待っている。
おちか;「ほれ、お座敷かかってるんやから行ってこな。」
だんな;「線香立てといて。(にやり)」

と、電子音源のピアノのメリットで音を小さくできるので、宵っ張りのお嬢さんが9時を過ぎてようやく寝ようというのを追いかけて、スリッパと半天に身を包んで父ちゃんは今日も軽い足取り。

2010年2月7日日曜日

進路問題

「大きくなったら何になる?」と訊かれると、「プロ野球の選手。」と答えることが多い、ムスメ(5歳7ヶ月)。でも、最近は同じクラスの男の子(名前は伏せよう)と結婚するの、とか言ったりする。問題は、同じクラスの女の子で、やっぱり彼と結婚したい子がいるらしいこと。
おちか;「で、彼本人とそんな話するの?」
ムスメ;(トーゼン、という風情で)「うん。」
おちか;「なんて言うたはる?」
ムスメ;「困ったはる。」
・・・つまり、結婚の話をする、ではなくて、一方的に迫ってるんだな。

そんなこんなのある日。幼稚園の帰りに、ムスメが突然、衝撃の発言。
ムスメ;「私ね、天使になりたい。それで、神さまのお手伝いしたい。」
おちか;(おぉー。信仰に目覚めてしまったか?)「うーん。でも、天使さまになったら、お母ちゃんとかお父ちゃんと会えなくなるなぁ。寂しいなぁ。」
ムスメ;「うーん。」
おちか;「それに、天使にならんでも、他にいっぱい神さまのお手伝いできる方法はあるよ。お仕事で、いろんな人を幸せにしてあげて。」
ムスメ;「うん。・・・あ、そーや。サッカー選手とか。
おちか;「あ・・そうねぇ。試合に勝ったら、応援してくれる人が幸せになるもんねぇ。」
どうやら、大好きなメッシのことが念頭にあるらしい。

夜、ムスメが寝た後、父ちゃんにこの話をすると、父ちゃんも「ホントに、い・ろ・い・ろ、考えとるねぇ。」と、感慨深い。

ま、プロ野球選手・天使・サッカー選手と、何にせよ、デスクワークには見向きもしない可能性が。手に職つける、という方向とも言えるか。

2010年2月3日水曜日

お手軽健康管理

さすがにちょっとヤバいところに入ってきてる、という自覚で、だんなは朝の出勤時にウォーキング、おちかはケータイサイトでヨガとかしてみている。

さらに、ためしてガッテン計るだけダイエットを女性によりフィットしたやり方で見直す、という放送を見て、ま、計ってみるかねと用紙をプリントしてみたりしているおちか。
一緒に見ていたムスメも用紙を見てすぐわかった。

ムスメ;「あ、計るだけダイゲット!」

大ゲット?・・・太りそう。

で、彼女も「あたしもやるー」と体重計に乗る。これこれ、アナタは体重管理なんてしなくていいのよ、と言いつつ、ふとよぎる年末の山陰旅行での光景。
早く大きくなりたい、体重が20kgになって喜んでいたムスメ。風呂上がりに脱衣所の体重計に乗って
ムスメ;「えー?19.8??(ぷんすか&がっかり)」
おちか;「(トホホ)汗かいたからちょっと減ってるだけ。コップ一杯水飲んだら戻るから・・」

ふむ。彼女の場合は「ジグザグしながら緩やかに右上がり」をグラフにして、着実に大きくなってるから安心せい、というのを見せてやるというのもいいのかも知れん。

2010年1月26日火曜日

チェシャ猫

だんな、髭が濃い方ではないけれど、ま、それなりに。
肌もそれなりに弱いので、週末は髭そらずにいる。すると、ま、それなりに伸びる。

先週末、日曜の晩ご飯の「いただきます」の直後に、ムスメがふと父ちゃんの顔に目を留めた。

ムスメ;「お父ちゃんの、鼻のとこのおひげ。」
だんな;「ん?」(多分ネガティブな評が来ると若干構えている)
ムスメ;「・・・”イッチロー”といっしょみたい。」
おちか;「・・・・そら、エラい、ええ言い方してもろたなぁ。」
だんな;(ジワジワーっと満面にニヤニヤ笑いが広がって行く)「やったぁ。イチローと一緒かぁ。そうかぁ。」(まだニヤニヤしてる)

そういや、ビールのコマーシャルのイチローも、無精髭っぽいなぁ。

父ちゃん、嬉しさ余ってそのまま会社に行ったりしなかったのはエラい。

2010年1月21日木曜日

姐さん

ムスメの幼稚園のホール(講堂、と言っていただけるとおちか的にはしっくり来るのだが)を使って、大手楽器製作会社系の体育教室をやっている。
来年度の募集のお手紙をもらってきて、かねて興味津々だったムスメは「行く」と決心。
幼稚園、というか、日本での生活に慣れるまでは習い事で過労になっても、と、週1回のスイミングに絞って様子を見てきた両親も、彼女の有り余るエネルギーを目撃し続けて1年近く、ほとんど二つ返事でオッケー。

で、翌日、幼稚園で話題に上ったらしく、同じ組の女の子のお友達が2人ほど、「私も行くー」と宣言して親御さんに「えー?!」と言われたりしているらしい。

そして今日。身体を活発に動かすことにちょっと苦手意識をもちつつあるお友達のお母さんが、楽しく運動する機会ができるなら、行かせてみるのもいいかな、とおっしゃっていた。
晩ご飯前のひととき、母子の会話。
おちか;「で、○○ちゃんも楽しく行けるかなぁ、どうかなぁ、て、お話ししたはるらしいよ」
ムスメ;「ふーん。・・・(眉をしかめて)ま、最初は冒険やけどな。
おちか;「(吹き出すきっかけを失った)・・まぁ、ねぇ。」

・・・どんだけ上から目線やねん、アンタ。

2010年1月19日火曜日

ちっちゃいこと

気にしない、のはゆってぃ

ちっちゃいことだけど、クリティカルなこともある。

なるべく風呂は短時間に家族全員(3人だけど)続けて入るようにしている。
「ムスメ+おちか、引き続いてだんな」(おちかとだんなが途中交代してムスメは遊びまくり)パターンが多い。でも、ムスメがお父ちゃん恋しさに「お父ちゃんと入るー」と主張して、
「ムスメ+だんな、引き続いておちか」(親2人が交代してムスメが遊び倒すのは変わらず)もある。

後者のパターンだった先日。
さすがに冷えるなぁ、と掛かり湯もそこそこに湯船でぬくぬく・・・のはずが、何だか温まらない。風邪?にしては気分は悪くない。まぁ湯が冷めてるんだろうと思い、自動追いだき機能を当てに、じーっと肩まで(アゴまで)浸かり続ける。こと。しばし。ようやく温まって、さて洗おうかと湯船からでて、すきま風を感じてようやくわかった。
換気扇だ。

だんな(暑がり)は、換気扇を弱にしてかけた状態で入浴しないと暑すぎて辛い。
おちか(寒がり)は、換気扇を回すと寒すぎる。
これは何度か今までに話して、お互い好きなようにやろうと確認してるのに、だんなが回してたのを後から私が入る時に切るの忘れてたのね。

と、わかったところでタイマーが切れて換気扇停止。何と言うか、いたずらにお湯に浸かる時間を長引かせただけ。
結果的にムスメはいつもよりたくさん風呂で遊んで、満足。彼女は暑くなれば勝手に湯船から出て、親が「寒くなるから湯船に入りなさい」と言うと入る。眠い時/徹底的に暑くなった時はさっさと切り上げて風呂場を出る。超マイペース。

湯冷め注意。

2010年1月15日金曜日

イケメンチェック?

年末年始、やっぱりテレビをよく見ていて世間の事情に詳しくなったと言うべきか。
ムスメがテレビを見ていて、
ムスメ;「あ、この(子、と言おうかお兄ちゃん、と言おうか迷った模様)・・・ 子ども店長。

ふと見てみると、確かに加藤清史郎くん。子ども店長の制服じゃないけど。

おちか;「あ、ほんまや。さすがに覚えたねー」
ムスメ;「(ちょっとにっこり)・・・ 『ほにょきん も』」
おちか;「・・補助金、やで、それ。」
ムスメ;「こじょきん?」
おちか;「ほじょ、きん。」

しかし、確かにかわいいねぇ彼は。ムスメより三つ上かぁ。

今年も

年末・年始の帰省中はパソコンに触れず、ようやく今年最初の更新で。
本年もよろしくおつきあいくださいませ。

ムスメは新学期も元気に登園。
新しく「北風小僧の寒太郎」を練習し始めた日。「まずお歌、それから後で振り付けの練習ね」と始めたら、何人かが思いつくままに振り付けを付けながら歌いだしたとか。
ピアノの前には鏡が置いてあり、伴奏しながらも子供たちの様子はちらちらとチェックできる先生。ふと見るとムスメが「ひゅーん ひゅーん ひゅるるーんるんるんるん♪」のところで、斜め立ちして手を後ろ上方と前下方にふわーっと動かしていた、そうで。
いわゆる「ワワワワー♪」のバックコーラスの手、というやつですが。

先生、思わず吹き出しかけたそうです。

よろしくお願いいたします。