2010年7月19日月曜日

緊張の糸

ムスメの幼稚園、年長組さんは1学期の終業式の日の夜、幼稚園のホール(講堂と呼びたいおちか)にみんなでお泊まり。いわゆる「お泊まり保育」。

楽しみで楽しみでウキウキの子もいれば、何だかとってもブルーになってしまう子もいる。ムスメは後者。両親と離れて1人でどこか(例えば祖父母の家とか)にお泊まりしたことナシ。ていうより、生まれてからこの方、生後8ヶ月で一時帰国したときを除いては一夜たりとも離れて寝たことのない親友と離れる方が不安。
son's/grandson's
・・このカレですが。

5月の家庭訪問のときから、この件についてはおちかも担任の先生に相談したし、先生もムスメと個別にお話をして下さって、結論としては、「カバンの中にずっと入っていてもらう、寝る部屋には持って行かない、お友達には見せない」お約束で同行させてよし、ということに。
その辺で気分が楽になったのか、自分で自分を勇気づける意味も込めて
ムスメ;「なんか、楽しみかもー♪」
と口走れるようになったのが2日前くらい。

と、いうことで、当日、カバンの底に密航して同行。出発直前に梅雨の終わりの豪雨が降り出して空模様をにらんでいたので少し遅刻気味だったり、雨がまた降り出すのをケアしながらだったりするので
ムスメ;「・・・ちょっとドキドキしてきたかも」
おちか;「はいはい、傘さして、行くよ行くよ」
などとあしらいながら、集合時間に10分遅れで到着。
先生もおちかも「なぁに、『ようちえんたんけん』とか『朝食買い出し』とか盛りだくさんの企画で疲れるし、お友達も一緒だから大丈夫さ」と割合のんびりと構えていたりして。

先生(年長組の担任だけでなく、みーんな泊まり込み&寝ずの番)は大変だけど、その分、親はちょっと上等のイタリアン行ったり、ムスメに蹴っ飛ばされることもなく熟睡したり。
翌日朝9時半のお迎えには、罪悪感を隠すようにちょっと早めに到着。

先生;「今年は、寂しくて泣いちゃう子は1人もいませんでしたね♪ 『ようちえんたんけん』で暗いところを通るのがコワくて泣けてきた子はいましたけど。『もう一晩おとまりするから。』って宣言する子もいたし(苦笑)」
と、雨には振り回されたものの順調に進行した行事終わりの安堵感。

しかし、おちかが密かに恐れていた通り、顔を見るなり
ムスメ;「(涙目)・・ひとりで寝られた(はらはらと落涙)」→号泣

よくがんばりました、と、この涙目の顔を写メにして父ちゃんに送ると、
だんな;「よく頑張りました、とお伝え下さい。ご褒美にドエルのケーキ買って帰ろうかな♪」

・・・どんだけ甘党、もとい、甘い親なん?。

そして、結局カバンの底でぺったんこになりっぱなしだったカレ↑とのその後の関係は?
・・・変わりません。家で遊ぶときは連れ回し&放置の繰り返し、夜寝るときはしっかり抱きしめたり蹴っ飛ばしたり。
それが6歳児ってやつかね。

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