2009年6月28日日曜日

となりの島根

おちかが入浴中に、ムスメとだんながTVの「列車で行く旅」みたいなのを見て盛り上がったらしい。風呂上がりのお母ちゃんに報告。

だんな;「さっき、どこへ行きたいって言ってたんだっけ?」
ムスメ;「? えーと・・・」
だんな;「ほら、さっき見たじゃん。trainに乗って行くとこ。お砂がいっぱいあって、らくださんも居て、温泉もあって」
ムスメ;「! えー、と、と・・・トットロ!」

スーパーはくとに乗って、砂丘でらくだと記念撮影をして、三朝温泉にお泊まりする、そんなへんな生き物は、まだ日本にいるのです。たぶん。・・ほんと?

偶然その日おちかが生協で買ってきた夕食用の鶏むね肉には「とっとりのトリ」というラベルが。このご縁を信じて、9月の連休の旅行で行くかい?

2009年6月25日木曜日

「サハリン」の「ハ」

お礼拝(「お」がついてる!)の時に歌うために、賛美歌を教わるムスメ。
聞き慣れない言葉は聞き取れない、のは当然。

「こどものすきな イェスさまよ
 こさな と歌え  こさな と歌え」

えー、正解は「ホサナ」です。どんな意味か、キリスト教になじみがないと大人でもわかんないですが、園長先生(牧師さま)のブログとかを見て調べてみると、

「ああ、助けてください」「おお、救いたまえ」の意味。また、だれかを喜んで迎えるときにも用いられて、「ばんざい!」の意味でも使われるようになった。
この歌の「ホサナ」はイエスさまを喜び迎えたエルサレムの人々の叫びから来ている。
ということで、要するに、この歌のキモであるところを間違ってたわけですな。

ただ、この歌に関してはムスメ単独で間違ってたのではなく、周りの子達はみーんなこう歌ってたらしくて、さすがに先生が気づいて訂正されたとか。

しかし、音として、「ハヒフヘホ」と「カキクケコ」は近いのね。ロシア語では「ハヒフヘホ」に相当する子音が強いのと弱いのとあって、強い方はKhの綴りになる・・とか。
だんな;「『ニコライ・ハビブリン(NHLのゴールキーパー)』の『ハ』とか。」
あー、そーね。

2009年6月23日火曜日

ハハのハハはハハハと

おちか母が遊びに来た、先週の金曜日。
幼稚園の園庭で「もう閉めるよー」のギリギリまで遊ぶのが日課のムスメだけど、お友達に断りの挨拶をしてた。

ムスメ;「今日はー、お母ちゃんの、、、、ハハが来てるから遊べないの」

おちかが「うちの母が」と言ってるのを横で聞いてたんだな。難しいよねぇ謙譲語。

2009年6月22日月曜日

兜に一字は「食」か

土曜参観から、幸せそうな父子が帰ってきた。

だんな;「お母ちゃんにも見せてあげよう。おにぎり作るの、どうやるんだっけ?」
ムスメ;(お父ちゃんの手を握手式にぐっと握って)「おにぎりにぎにぎ♡おにぎりにぎにぎ‥ 食べちゃうぞー ぱくぱくぱく」とお父ちゃんの手をかじる(まねっこだけね)。
だんな;「こりゃー いきなり食うなー(怒)」

正しくは、「梅干しはココ(例えば父ちゃんの鼻)から取って おにぎりにぎにぎ 海苔はココ(例えば父ちゃんのポケット)から取って おにぎりにぎにぎ」と、ちゃんと中身入りのおにぎりにするらしい。
昼ご飯直前でお腹ぺこぺこなムスメ、そこをすっ飛ばして食った訳ね。

帰宅する前に昼食のサンドイッチが準備できててよかった。でないとおちかも食われるところだ。

2009年6月21日日曜日

アニキですから

幼稚園、「さようなら」のご挨拶の時に歌う歌。お気に入りで家でも歌うんだけど、2番が、どうも怪しい。

ムスメ;「オイラの積み木も かったづっけてー
     お帰りの支度でっきまっしたー」

絶対違う。ぜーったい、こんな歌詞の訳がない。
でも、突っ込もうにもおちかの幼稚園ではこんなお歌を歌ってた覚えがないので、正解がわからず、直してやりようもない。

一応ネットで検索してみたら「折り紙積み木も片付けて」というのがオリジナルみたいだけど。
おちか母の案「お部屋の積み木も片付けて」も捨てがたい。

・・・あきらめて「連絡ノート」で先生に尋ねてみよう。

Edit; 後日「連絡ノート」で先生に確かめましたが、やっぱり「折り紙積み木も」と歌っているはず、とのこと。予想通り、というかそれ以上というか、年長組の先生と2人で爆笑していただいたそうな。前例のない間違い方らしい。

2009年6月16日火曜日

二段構え

ムスメ、朝6時過ぎに起きてお父ちゃんに「いってらっしゃい」を言うことに燃えている。
で、燃え尽きて二度寝したりする。
そんなムスメをしっかり起こすのがNHK衛星第2で朝8時からやってる「街道てくてく旅」。原田早穂さん好きらしい。

ある日、原田さんがてくてくと歩いているシーンを見ながら、ムスメが言う。
「おねえちゃん、かつどんむし、怖いねー。」

何でんねんそれは、ボリュームたっぷりの蒸し寿司かいな、と突っ込みたい気持ちをぐっと抑えて。
握りこぶしを作って、おでこに肘を当てて、握ったこぶしは顔の前方へ。
おちか;「かぶとむし?」
ムスメ;(少し自信なさげに)「かぶとん、むし?」
次は「気をつけ」の姿勢から、両手を上へ。上腕で顔を挟むように、手を開閉。
おちか;「これ?」
ムスメにっこり。
おちか;「クワガタやがな。」

この前の日の放送分で、彼女が道で見つけたクワガタムシを、悲鳴に近い声を上げながらつまみ上げて逃がしてやっているシーンが。「お姉ちゃん、この虫怖いんかなぁ」とおちかがコメントしたのが、心に残ったらしい。

にしても、解明してスッキリ。この日はアタマが働いてたよ。

2009年6月13日土曜日

今のうちよ

ムスメが英語で話しかけてきたら英語で、日本語で話しかけてきたら日本語で返事をする、というのがアメリカ時代も、日本に帰ってきてからも、両親のルール。
そのせいで、北京オリンピックを見てて「How can I win this game?」と質問するムスメに、四苦八苦しながらトランポリン競技のルールを英語で解説しなくてはいけなかったり、苦労もしたけど。

まだアメリカに居る頃。
ムスメ;「I love you, Daddy.」
だんな;(もう、嬉しくて顔はデレデレ。でも、言われ慣れてなくて頭の中は『えーと、えーと』状態)・・・ ・・・・ Thank you .

日本人だねぇ、父ちゃん。
でも、その答え、間違い。
正解は、「間髪を入れずに I love you, too. と返す」。
さらに「それを、子どもの目を見て言い切る」というのが必要。

すっかり日本語なムスメ、今でも時々「お父ちゃん、だいすきー」と腕をがっしり抱きしめる。お父ちゃん、「んふふー」とニヤける。
日本人親子として、これは、正解。
いつまでそんなことしてくれるか、という野暮なツッコミは入れない。愛。

2009年6月12日金曜日

にょろーり

ムスメの大好物、きつねうどん。

水曜の晩ご飯は、ちょっと熱っぽいムスメのリクエスト、冷やしきつねうどん。
たくさんの昼寝も効いたのか、翌日は元気いっぱい。で、気づいた。木曜の幼稚園の給食、五目うどん。
うどん続きだけど、本人はかえって嬉しい。

おちか;「大好きやもんねぇ。」
ムスメ;「うん。長ーいから、背も高ーくなる。」

・・・頼む、ヘビには化けないで、ムスメよ。

2009年6月11日木曜日

頼もしい。

ムスメ、結構雄々しい。両親は「アニキ」と陰で呼んでる。

2日ほど前、幼稚園のお迎えに行ったら、先生が「今日、外遊びの時にえらい泣きはって、見に行ってみたら唇が切れてて。『噛んだ』て言わはるんですぅ。こけたん?打ったん?て訊いても首振らはるし、まぁ、土も汚れもついてなかったんですけど。」かなり流血したらしく、スモックも血まみれだったのを水洗いしていただいて、キズに薬もつけてもらったらしい。にしても、かなりな衝撃だった様子。飛び降りた拍子に下唇を前歯でがつんとやったか。

おちか;「大丈夫?痛かったねぇ。」
ムスメ;「もう大丈夫。寝たら治る。」

おーぅ。男前なお返事。これには先生も「おおお(笑)」と安心&爆笑。

まぁ、食事がしみることもなかったみたいだけど、翌日同じ組の男の子が「あんな、昨日な、すごいどばばばばって血ぃ出たはってんでぇ。」と目をきらっとさせながら私に話しかけてくれたところを見ると、なかなかのものだったらしい。
と、彼と私が話してる後ろを、ムスメは他のお友達と追いかけっこしながら猛スピードの前傾姿勢で走って行きましたとさ。うむ。

2009年6月9日火曜日

色もねぇ

「お母さんといっしょ」の、ちらっと動物が映るコーナー。(「シャキーン☆ぱわわっぷ♡」とお兄さんが体操を始める直前。)

先日のこのコーナー、もこもことこっちへ歩いて来る動物が。
ムスメ;「もぐら!」
両親;「ちがうよー」「読んでごらんよ。読めるよ。ひらがなで書いてあるよ。」
彼女のアタマには、きっと自分で叫んだ「もぐら」の「も」が焼き付いたんだろうなぁ。
ムスメ;「も・・もは・・か・・・ もかのはし。」

いや、最初の字は「か」。次が「も。」

だんな;「まぁ色も茶色でなんかモカだし」
・・・って、納得?

2009年6月8日月曜日

カメの遠足

ちょっとマジな話。

ムスメが幼稚園で習ってきた、「カメの遠足」の歌。(歌詞の載ってるページにリンクしようかとも思ったけど、ちょさくけんとかアタマ痛いのでとりあえずナシ。Google it.)
サビの歌詞が「ノンビリ行こう 急いで行くとすぐ終わるだろ ノンビリ行けばまだまだ続く」という感じなので、うーん、いい曲だなぁ、と思ったんだけど、調べてみて歌詞を全部読んでみて、印象が変わった。

いい曲、なんだけどね。

3日前から大好きなおやつのチョコレートを詰めて、それがべたべたに溶けて食べられなかったり。
夜明け前に出発したのにバス停についたらバスもみんなも居なかったり。
山を目指して足取り軽く歩いて行って、夜になっても着かなかったり。
カメは、やっぱり悲しかったと思う。

1人でバス停で食べたお弁当も、1人で眺めた星空も、美味しかっただろうし、きれいだっただろうけど。その後の「ノンビリ行こう」は、悲しさをあきらめるための、自分を奮い立たせるための自分に対する叱咤激励、なんじゃないかと思うと泣けてきた。

カメも、みんなと一緒に行きたかったからバス停へ向かったのになぁ。カメがバスに乗り遅れないように、なんとかできなかったかなぁ。
夜に星を眺めてるカメを、家に帰って来ないとお母さんは心配してないのかなぁ。お母さんも小さい時にそんなことがあったから、数日後に山からお土産の木の実か何かをもって元気に返って来るってわかってるのかなぁ。

いや、考え過ぎなんですけどね。
「仕方ないよ、カメだから」で済ませたり、微笑ましいなぁとニコニコして終わったりしていいのかなぁと。

ノンビリした自分のペースをそのままにさせてやることと、みんなと一緒の遠足の楽しさを味わわせてやれるように補助してやることのバランス。とれるかなぁ。

なんかね、泣けます。

2009年6月5日金曜日

だめです

ムスメが得意げに歌う。

「こつゆや ごはん
 ひたたり たもう」

これは難解。

「たもう」と歌うあたり、賛美歌らしい。歌い始めたのが他の賛美歌の後に続けてなので、状況証拠的にも。
「ごはん」ってのは「ご飯」ですかね。すると「こつゆ」はまさか「おつゆ」かね。いやーまさか。

「食前」「賛美歌」「歌詞」で検索をかけてみる、というのも試してみたけど、上がってくる結果ははかばかしくない。

だめだー、原型がわからなさすぎてツッコミもできやせん。

2009年6月4日木曜日

しごのせかい

おちか、年の離れた姉・兄がいる。そのせいか、「エイトマン」の主題歌歌える。「鉄腕アトム」の妹の名前(ウランちゃん)も、クロスワードパズルやってたお姑さんに教えてあげられた。(ちなみにお姑さんがお友達に「ねーねー知ってる?」と教えてあげたりしてるらしい。ほのぼの。)

そして、「それって、お婆ちゃんが言うのしか聞いたことない」と言われるようなカタカナ語を駆使する。
例えば;
・アベック(だんなに指摘されたとき、マジで「アベックて言わへんかったらなんて言うの?」と途方に暮れた。カップル?えー?)
・ハイカラ(メニューの名前ではなく。「見て見て、この新しいかばん」「へー、ハイカラやなー」レベル。)
・メリケン粉(お買い物リストにもこう書く)

ベビーパウダーに関しては、「天花粉」も「シッカロール」も知識としては知ってるけど自分では言わない(小学校のとき、お友達のかおるちゃんは「てんかふ」と言うてた)。
アイスコーヒーも「コールコーヒー」とはいつの間にか言わんようになった(小学生の時は確かに言うてた)。
バスタオルのことを「ゆあげ」と言われても理解できる。

20代で会社勤めしてた時に上司に「バーチャル40代」と言われたから、今は認定60代かも。

2009年6月3日水曜日

ぬか?

ムスメの保育参観日を翌日に控えた夕食時の会話。参観の前に親子礼拝があるので、その話。
ムスメ;「ばら組さん、すみれさん、ももさんの次は、お母さん達なの。で、お母さんがいても、『おかーぁさーん』とかって、言うたらダメやのん。」
おちか;「そぉかー。そしたら、お母ちゃんも、おっきい声で『お母ちゃんここよー!』って言うたらあかんのね。」
ムスメ;(さっ、とマジな顔になって)「あかんの。神様のお部屋は、(指を口に)しーーっっよ。」

・・・えーと、思いっきり、釘さされました。「こいつはそういうことをやりかねん」と思われてるようです。

あー、うずうずする。

2009年6月1日月曜日

なーに?

ムスメ、おっとっと大好き。
「これ、カメさん。」
と、食べながら見せてくれるのを、うんうん、と聞きながら、嬉しくもあり残念でもあり。

だって、最初に食べた時、カメをしげしげ眺めて「これ、なーにかなぁ?」と訊いたので「何だと思う?」と聞き返したら、
「うーん・・manatee。」と答えてくれたんだもの。
マナティ。そういえばそのちょっと前にGo, Diego, Go!で出てきてたからなぁ。

独創性か、常識か。やっぱ常識は大事だよなぁと自分に言い聞かせる。私の血液型、訊きますか?・・・Bですが。