2009年5月27日水曜日

ちくちく

通園路にある1本のアザミ。ムスメの背丈に届かんとするくらい大きく、つぼみもたくさん。アンパンマンを思い出して、あざみちゃん、と名前をつけて、毎朝「おはよー」と挨拶。

ある日、ぺんっ、と触ってみたらとげとげでかなり痛かった。その様子を見ていたムスメ、「わたしは、さわりたくない(きっぱり)。」うんうん、触る必要ないよ。
でもね、そーっと触ると痛くないんだ。「でも、わたしは、さわらない。」うんうん、それでいいよ。

とかなんとか言ってるうちに、つぼみが開きだした。
「ほら、この、ピンクのお花のとこなら触っても絶対痛くないよ。」と言ってみたけど、やっぱり触らない。ま、それでもいいんだけど。
「あのね、おかあちゃん」
「(お、さわるきになったか?)なーに?」
「(てっぺんの、開きかけた花を指差して)この、大きいところの子は、痛くないの。優しい子だからね、おなまえは、あさみちゃん、って言うの。」

・・・なるほど。「ざ」は痛いのね。

何というか、命名の本質をついてると思う。

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