2009年12月25日金曜日

クリスマス関連

おちかのばあちゃん。2年前に95歳で大往生。なかなかに楽しいエピソードのある人でした。

そんなばあちゃんが、70そこそこの頃の話。
ある夜、夢を見たらしい。その夢というのが・・・
自宅の庭に、気づくとトナカイがいる。いるだけじゃなくて、じいちゃんが大事にしている庭のコケを食べたりしている。しかも一頭だけではなく、こちらにはコケを食うやつ、あちらにはつくばいで水を飲むやつ・・と好き放題。
「あー、これこれ、そんなことしたらあかんって・・・・」と庭に慌てて出ようとしたら目が覚めた。

ビックリしたのは横で寝ていたじいちゃんも同じで、いきなりばあちゃんが
「トナカイ・・トナカイが・・」
とうなされ始めた。
じいちゃん;「おい、トナカイがどうしたんや!!!」と起こしたら、
ばあちゃん;「? あぁ、今ね、トナカイが、庭に。夢。あーよかった。」
と、あっさり返事をして、彼女はまたあっさり寝たらしい。
夜中にクエスチョンマークとともに取り残されたじいちゃんの心中、察するにあまりある。

皆様に、幸せなトナカイ・・・じゃなかった、クリスマスと新年が来ますように。

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