2011年2月14日月曜日

じぇねしす

そもそもは、母子の夕食後の他愛ない会話。
バナナとチョコは合う、というあたりから。

ムスメ;「なんで(バナナとチョコは合うの)かなぁ。」
おちか;「なんでやろなぁ。」
ムスメ;(ひらめいた!の顔)「あ、イエスさまが決めはったん。」
おちか;「そやろか。」
ムスメ;「うん。全部かみさまとイエスさまが決めはった、って。」

おー。しみ込んでますよ、園長先生のおはなし。

おちか;「そういうののお話、聞いた?『光あれ』ってかみさまが言わはったら光ができたとか。」
ムスメ;「うん。おひさまとか、お月さまとか、お星さまとか。」

と、ここでおちかの胸に、ヤマト民族たるところも大事にせねば、と、わき上がるものが。

おちか;「日本の神さまが、日本の国をつくりはった時の話、聞いたことある?」
ムスメ;「ない。(目はキラリん。おはなし好き)」

で、おちか、かいつまんであめのぬぼこの話をする。ちょっと簡単にしすぎた感はあるけど、こんな感じで。

おちか;「あのね。日本の神さまも、高ーい空の上にいはるの。で、長ーい棒で、日本の今ある辺、むかし、海やったところをグルグルっとかき混ぜたら、固まってきたから、それで日本の形を作りはったん。で、ぽとぽとっと落ちたので、いろんな島の形になったん。」

(えーと。ずいぶん簡単すぎます。反省。)

ふーん、と聞いていたムスメ。おちかが仰天する答えを返してきよった。

ムスメ;「でも、日本の島の形、変わってきたって聞いたことあるよ。」
おちか;(ぎょっとしつつ)「あ、そう?」
ムスメ;「うん。サイエンスZEROかなんかで。・・・お母ちゃん、recorderの中のビットワールド見ていい?」
おちか;(まだショックが残る)「・・・うん、いいよ。お風呂沸いたら入ろうね。」

うーん。サイエンスZEROというよりは高校講座<地学>か? 何にせよ、国うみ神話よりも先に日本海拡大・日本列島の形成過程を知ってるとは。
(ちなみに、両親ともに地質/岩石専攻だったからと言って、年端もいかぬ我が子にプレートテクトニクスをおとぎ話代わりに教え込むような極悪非道なことはいたしませんぜ。親子で楽しく見られる番組を選ぶと、NHKの科学系娯楽番組は多いけど、でも大抵すいえんサーとかためしてガッテンとかの家庭内科学系よ。)