2009年8月27日木曜日

文字通り

夕食後、お茶を入れて甘いもので幸せ♡な時間。
和菓子系が妙に充実した日で、各自に一つずつ、水ようかんもしくはくず切りがある上に、賞味期限が迫ったハーフサイズの羊羹が。でも、そうも食べられない。

だんな;「やっぱり羊羹までは手が回らんかったなー」
おちか;「明日に回そか。」
・・・何やらふわりふわりと動くものが視界の端に。ふと見るとムスメがニヤニヤしながら手を振り回してる。
だんな;「?何?」
ムスメ;「・・・手がまわる。」
両親、吹き出す。

別に「ようかんも食わせろ、私は食えるぞ」という主張なのではなく、小耳に挟んだフレーズを実行しただけだろう、と思うけど。
思うけど、その後、「少しだけね」と羊羹を切り分けたココロの弱い父。幸せに食らうムスメ。断らずにうまうまする母。元気あふれるムスメ。痩せんぞ、両親。

2009年8月21日金曜日

皇帝かたなし

我が家のTV視聴はとってもスポーツ中継に偏ってる。多分半分以上。で、残りはニュース/情報とお笑いが半々かなぁ。
ムスメもかなりお笑い好き。お気に入りはゆってぃ。あと、やっぱりインパクトが強いのがオードリー。何せ本人役でプリキュアに出ちゃうくらいなので、人気のほどが推し量られるというもの。

今日、録画してた子供番組を見ようとしてて、その途中にチャンネルを変えてたら、「フランスの絶景」という番組をNHKのハイビジョンでやってた。たまたま映ったのが、オランジュのローマ遺跡(古代劇場)。皇帝アウグストゥスの像(レプリカ?)が見下ろす。
ムスメ;(嬉しげに)「トゥース!」
おちか;「は?・・・(爆笑)」
ムスメが見たのはこの像(edit 11/11/2011 以前のリンク先が変更されてたみたいなので。)です。

アウグストゥス、まさかそんなこと言われるとは思ってないよね。

2009年8月18日火曜日

んーと。

「Gramma(父方のおばあちゃん)のおうち」(何で「お爺ちゃんのお家」ではないのだろう、こういう場合)に「おとまり」(まだ直んない)中のこと。

中2の従兄(ムスメから見て。おちかにとっては甥。)が散髪に行く、という。行ってらっしゃーい、と見送るみんな。
ムスメ;「どこ行くの?」
おちか;「髪の毛切りに行くんやて。男前になって来るって。」
ムスメ;「おとこまえ?」
おちか;(そうか、初出であったか)「うん。かっこいーい男の人のこと。」
ムスメ;(ちょっと考える。こういう時は大抵、用例を考えてる)「・・・おんなのこまえ?」
おちか;「女の子の時はそう言わへんなぁ。べっぴんさん、て言うの。」

えーと、すいません。こうやっておちかは、ムスメを自らの生息する「死語の世界」へと誘ってしまっておるのです。

新しい言葉を覚えると、それをちょっとだけ違うシチュエーションで使うとどうなるか、を割とすぐ考えるムスメ。大したもんだ、と両親は感心しきり。

2009年8月14日金曜日

もう、そうとしか見えない

ムスメ、「読める」というのが楽しい。
ひらがな、カタカナ、簡単な英単語、いくつかのスペイン語に加えて、「漢字も読めちゃう」と主張する。確かに、「水」「氷」「大阪」「京都」「東京」「開」「閉」とかいうのは、形で覚えてきてる。

ムスメ、「書く」+「描く」ことが大好き。
なので、漢字も書いてみたい。最初はぐーっとにらんでデッサン力で勝負してたけど、まぁ、興味があるなら、と、「水」と「氷」を、書き順に従って書くのを教えてみた。
あっさりマスター。

で、「京都」も書いてみたくなった。ふむ。「京」からいくか、と、「ちょん、横に棒、rectangle(と説明するのが一番通じる)、縦にすーっと来て跳ねる、ちょん、ちょん。」と書いてみせる。
お手本を見ながら、1st tryで一応形になる。
絶賛。
自分でも、まんざらではないと言う顔でじーっと自分の書いた文字を見て、やおらペンを取り、薄くて細い線で最後の2画「ちょん、ちょん」を横につなぐ。
ムスメ;「で、ココがつながってるの。」
おちか;「?この、ちょん、ちょんが?」
ムスメ;(縦にすーっと来て跳ねる、の画を指差し)「うん。ここに。ぽとん、て落っこちないように。」
おちか;(何となく理解し始める)「なるほど。」
ムスメ;(更になべぶたと口、口と縦+跳ねるの画を、我が意を得たり、の風情でつないで)「ココも。落ちちゃうからね。」
おちか;(よくわかりました)「なっるっほっどー。」

斯くして、「京」の字はなかなかに風情のあるモビールだと判明。

ちなみに「水」が書けるようになったので、もう、漢字まじりで大好物の名前が書ける。
水ようかん!♡」。
writing practice

2009年8月12日水曜日

雨続き

震度6(弱)+明け方でも死者が出なかったという昨日の地震の報道を見るにつけ、日頃の備えがいかに大事かと思わされる。
そして梅雨前線+台風の影響の大雨で計20人以上の死者・行方不明者が出ているという報道を見るにつけ、やっぱり日本で災害と言えば大雨・洪水、という認識を新たにする。以前仕事で役所の人がそういうのを聞いた時には「わかっちゃねぇぞ、こいつ」と思ったけど(だってその時は地震防災のコンサルの仕事だったから)。わかっちゃねぇのは私でした、と、10年以上の時を経て、改めて反省。

で、大雨のニュースを見ながら。
ムスメ;「どうしたん?火事?」
だんな;「あぁ、お家の中にいるはずの人を探すために、明るいライトがついてるからそう見えるけど、違うよ。崖崩れ。」
ムスメ;「ふーん・・・どしゃさいがい?」
だんな;(驚愕)「そ、そう。」

今年の夏はいかに雨が続いてるかということですな。うちのムスメは「崖崩れ」よりも先に「土砂災害」を覚えましたわ。
に、しても。子供はテレビで言葉を覚えるんだねぇ。

2009年8月8日土曜日

加速装置は?

お出かけした夕食に、お父ちゃんのたっての希望で串揚げ屋さんへゴー。
お父ちゃんとお母ちゃんはそれぞれ「おまかせ」コースで、ムスメが美味しく食べられそうなのを適当に渡してやる作戦。ムスメ、エビの熱さに涙目になったりしながらも、生まれて初めてのお茶漬けをエンジョイしたり、ご満悦。

2種類ずつ運ばれて来るのを、ソース付けたり、ポン酢付けたり、でも大部分は塩で食べてしまう。「串カツ」と「串揚げ」には大きな差があるのか、と談義したりしつつ、うまうま。

おちか;(お腹いっぱいになってきた・・・)「私のほう、そろそろストップしてください。」
店のお姉さん;「はい、かしこまりましたぁ(揚げ方さんに)5番、いちストでーす」
だんな;(小声でおちかに)「私のほうはスピードアップ・・・ってできないかなぁ」
おちか;「私のがない分、倍のスピードで倍食べたい?・・ブログに書くぞー(笑)」
・・とかなんとか言いながら、楽しく食事は続く。
店のお姉さん;(次の分を運んできて)「こちら、○○と□□(忘れた)です。(戻って、揚げ方さんに、やや小さめの声で)5番、順調でーす

・・・・今、なんとおっしゃいました?
これはつまり、だんなはまだストップかかりそうにないからどんどん揚げろっちゅうことね。
いやー、お客をちゃんと見てらっしゃる。

最後はマンゴーシャーベットですっきり、ごちそうさまでした。

2009年8月4日火曜日

天狗なのに

番組全部は見ないけど、なんか毎週見てるのが「ダーウィンが来た!」。
こないだのテーマはテングザルだった。
穏やかなその物腰に釘付け。

だんな;「なんかさ、こんな人いるよね。」
おちか;「うん、なんか見たことある気がする。」
だんな;「ていうか、チンパンジーなんかより、ずっとこっちの方が人間と近い気しない?」
おちか;「こっちから進化して来た、ちゅうこと?」
だんな;「それもあるんじゃ?」
・・・しばし2人して、子どもを助けに川を渡り直す母猿を見る。
おちか;「もしかして『できた人』はこっちの方から進化してきたんかな? で、おバカはチンパンジーの流れ。」

と、いうことで、我が家的には進化の道筋は書き換えられました。人間の祖先には2系統ある。テングザル系とチンパンジー系。